熊との共生

■『クマ射殺、札幌市に意見300件 大半は北海道外からの抗議』

「麻酔で森に帰して」「動物園に移して」 住民からは「安心した」

 札幌市南区藤野、簾舞の住宅地に出没を繰り返したヒグマをハンターが猟銃で駆除したことを受け、札幌市には15日までに、約300件の意見が寄せられた。大半が射殺したことへの抗議で、市は「人命を最優先した。不測の事態を招く恐れがあるクマの駆除はやむを得ない」と説明している。

 ハンターは14日早朝、クマを射殺。市には同日に244件、15日午後4時までに50件の意見が寄せられた。ほとんどが首都圏や関西など道外からで、「麻酔で眠らせて森に帰して」「捕まえて動物園に移して」などの抗議だった。

 一方、クマ出没で危険にさらされた南区の住民からは「安心した」「もっと早く対応してほしかった」といった声があった。

 クマの生態に詳しい酪農学園大の佐藤喜和教授(野生動物生態学)は「駆除したクマは市街地の農作物に執着しており、人命を守るために仕方なかった」としている。(竹内桂佑)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190816-00010000-doshin-hok



熊を駆除する事に対する苦情、共生している我々ならそれも解るけど、知らない方々に言われたくは無いかな。
今回の熊はちょっとだけ人間のテリトリーに踏み込んじゃったなぁ。
人の近くに食べ物があると学習してしまうともう山には戻れない。
悲しいけど、これが自然の厳しさなんだと思うなぁ。